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グラフサンプル一覧

「数学Ⅰ」1.数と式

無理数

絶対値

平方根

「数学Ⅰ」2.集合と論証

共通部分

「数学Ⅰ」3.2次関数

分数関数の定義域

2次関数のグラフ

縦の平行移動

横の平行移動

最大と最小

3点を通る2次関数

直線との共有点

絶対値を含むグラフ

「数学Ⅰ」4.図形と計量

正接

鈍角の三角比

「数学Ⅱ」2.図形と方程式

2点間の距離

3点を通る円

「数学Ⅱ」3.三角形

tanθ

不等式\(-\sqrt{3}<\tan \theta<1\)の範囲

「数学Ⅱ」4.指数関数・対数関数

指数関数のグラフ

対数関数のグラフ

「数学Ⅱ」5.微分と積分

接線の方程式

不等式の証明

x

学習サンプル一覧

「数学Ⅰ」第3章.2次関数

【問1】放物線 \(y=x^2\) をx軸方向に+2、y軸方向に-2だけ平行移動したグラフの方程式を求め、グラフに追加して描き、確かめよ。
  
関数曲線\(y=f(x)\)をx軸方向にp、y軸方向にqだけ平行移動したグラフの方程式は\(y=f(x-p)+q\)で与えられる。
  
【問1の解答】
求める方程式は、\(y=(x-2)^2-2=x^2-4x+2\) である。
【問2】放物線 \(y=x^2-8x\)・・① と放物線\(y=-\frac{1}{2}x^2+ax-3b\)・・②との頂点が一致するとき、定数a,bの値を求め、得られた方程式のグラフを追加描画して確かめよ 。
  
頂点が\((p,q)\)となる放物線の方程式は\(y=(x-p)^2+q\)である。
★まず、下のグラフを読込み、①の頂点を求め、その点をプロットせよ。
★次に、求めたa,bによる②のグラフを追加して、正しく接していることを確かめよ。
  
【問2の解答】
①の方程式は\(y=(x-4)^2-16\)となるから、①の頂点は\((4,-16)\)である。
②の方程式は\(y=-\frac{1}{2}(x-a)^2+\frac{1}{2}a^2-3b\)となるから、 連立方程式\(a=4, \frac{1}{2}a^2-3b=-16\)を解いて、 a=4,b=8が求まる。
【問3】点 \((1,2)\)を頂点とし、点\((3,6)\)を通る放物線の方程式を求め、グラフに追加して描き、確かめよ。
  
頂点が\((p,q)\)となる放物線の方程式は\(y=(x-p)^2+q\)である。
  
【問3の解答】
与えられた頂点より、放物線は\(y=a(x-1)^2+2\)とおけるので、通過点条件を解いて、求める方程式は、\(y=x^2-2x+3\) である。
【問4】2次関数 \(y=x^2-2x-2\) の定義域が\(-2\leqq x\leqq 3\)の場合に、yが最大値および最小値となるグラフ上の点を求め、グラフに追加して描き、確かめよ。
  
2次関数\(y=ax^2+bx+c\)のグラフは\(a>0\)のとき下に凸で、頂点が最小値となり、\(a<0\)のとき上に凸で、頂点が最大値となる。
  
【問4の解答】
与えられた2次関数は\(y=(x-1)^2-3\)と変形できるから、下に凸であり、定義域内に頂点を含む。
すなわち、\(x=-2,3\)のいずれかが最大値をとり、頂点が最小値をとる。
したがって、\(x=-2\)のとき最大値\(6\)をとり、\(x=1\)のとき最小値\(-3\)をとる。
【問5】放物線 \(y=x^2+4x+3\) を原点に関して対称移動したグラフの方程式を求め、グラフに追加して描き、確かめよ。
  
関数曲線\(y=f(x)\)を、y軸に関して対称移動したグラフの方程式は\(y=f(-x)\)で与えられ、
x軸に関して対称移動したグラフの方程式は\(y=-f(x)\)で与えられ、
原点に関して対称移動したグラフの方程式は\(y=-f(-x)\)で与えられる。
  
【問5の解答】
求める方程式は、\(y=-(-x)^2-4(-x)-3=-x^2+4x-3\) である。
【問6】放物線 \(y=2x^2\)と直線 \(y=-x+6\)との共有点を求め、その点をグラフに追加して描き、確かめよ。
  
関数曲線\(y=f(x)\)と直線\(y=ax+b\)との共有点の方程式は\(f(x)=ax+b\)となる。 これをxに関して解けば、 その解\(x_1\)として、その共有点は\((x_1,f(x_1))\)となる。
  
【問6の解答】
求める共有点の方程式は、\(2x^2=-x+6\) であるから、
2次方程式\(2x^2+x-6=0\)を解いて、\(x=-2,\frac{3}{2}\)を得る。
すなわち、共有点は\((-2,8),(\frac{3}{2},\frac{9}{2})\)である。
【問7】曲線 \(y=|x^2-2x|\)と直線 \(y=1\)との共有点を求め、その点をグラフに追加して描き、確かめよ。
  
関数曲線\(y=f(x)\)と直線\(y=ax+b\)との共有点の方程式は\(f(x)=ax+b\)となる。 これをxに関して解けば、 その解\(x_1\)として、その共有点は\((x_1,f(x_1))\)となる。
ただし、絶対値を含むグラフの場合は、範囲によって解くべき方程式の場合分けが必要である。
  
【問7の解答】
求める共有点の方程式は、\(0< x <2\)の範囲で\(-x^2+2x=1\) ・・①、それ以外の範囲で\(x^2-2x=1\)・・②である。
①の2次方程式\(x^2-2x+1=0\)を解いて、\(x=1\)(重解)となり、
②の2次方程式\(x^2-2x-1=0\)を解いて、\(x=1\pm \sqrt{2}\)を得る。
すなわち、共有点は\((1,1),(1 - \sqrt{2},1),(1 + \sqrt{2},1)\)である。

「数学Ⅱ」第3章.三角関数

【問1】 \(-\frac{\pi}{2}<\theta <\frac{\pi}{2}\) のとき,不等式 \(-\sqrt{3}< \tan \theta <1\) を満たす\(\theta\)の値の範囲を求めよ。
★下の図を読み込み、求めた範囲の端点\((\theta_1,-\sqrt{3})\)および\((\theta_2,1)\)を追加して確かめよ。
  
下の図のように\(\tan \theta_1=-\sqrt{3}\)および\(\tan \theta_2=1\)となる解より、範囲\(\theta_1< \theta <\theta_2\)が求まる。   
  
【問1の解答】
求める値の範囲は、\(-\frac{\pi}{3} < \theta < \frac{\pi}{4}\)である。

「数学Ⅱ」第5章.微分と積分

【問3】 点A\((1,-2)\) から曲線\(y=x^2\) へ引いた傾きが負となる接線の方程式および接点を求め図示せよ。
★下の図を読み込み、求めた接線および接点を追加して確かめよ。
  
曲線\(y=f(x)\)上の点\((a,f(a))\)における接線の方程式は
\(y=f'(a)(x-a)+f(a)\)である。
  
【問3の解答】
\(f'(x)=2x\)であるから、接点\((a,f(a))\)における接線の方程式は、\(y=2ax-a^2\) である。
これが点Aを通るから、aの方程式\(-2=2a-a^2\)が成り立ち、これを解いて\(a=1\pm \sqrt{3}\)となる。
接線の傾き\(2a\)が負となることから、\(a=1- \sqrt{3}\)が決まる。
したがって、接線の方程式は\(y=2(1- \sqrt{3})x-4+ 2\sqrt{3}\)であり、
接点は\((1- \sqrt{3},4- 2\sqrt{3})\)となる。