関数曲線\(y=f(x)\)と直線\(y=ax+b\)との共有点の方程式は\(f(x)=ax+b\)となる。
これをxに関して解けば、
その解\(x_1\)として、その共有点は\((x_1,f(x_1))\)となる。
ただし、絶対値を含むグラフの場合は、範囲によって解くべき方程式の場合分けが必要である。
【問7の解答】
求める共有点の方程式は、\(0< x <2\)の範囲で\(-x^2+2x=1\) ・・①、それ以外の範囲で\(x^2-2x=1\)・・②である。
①の2次方程式\(x^2-2x+1=0\)を解いて、\(x=1\)(重解)となり、
②の2次方程式\(x^2-2x-1=0\)を解いて、\(x=1\pm \sqrt{2}\)を得る。
すなわち、共有点は\((1,1),(1 - \sqrt{2},1),(1 + \sqrt{2},1)\)である。