MathTOUCHについて

数式入力インタフェース MathTOUCH

mathtouch

MathTOUCH(マスタッチ)はフリーの数式入力インタフェースです。教師や専門家はもちろん、生徒や学生にも使いやすい数式デジタル入力インタフェースを望む気持ちから開発されました。
MathTOUCHでは、キーボードを使って簡単な数式指示文字列を打ち込めば、仮名漢字変換のように、候補選択によって教科書通りの数式を構築することができます。構築した数式は、OSのコピー&ペースト機能により、さまざまなアプリケーションに貼付けて利用することができます。

どのように使うの?

mathtouch

MathTOUCHの操作方法はとても単純です。特別な文法を覚える必要はありません。
たとえば、レポートに数式「\(\frac{1}{a^{2} + 1}\)(1割る\(a\)の2乗足す1)」を入力したい場合は、MathTOUCHを起動し、普段数式を読む順序で「1/a2+1」と入力します。このとき、べき乗を指示する記号や分母の範囲を仕切る括弧など表示されない記号は不要です。あとは、仮名漢字変換のように数式に変換するだけです。
変換が完了した数式は、「画像(JPEG・PNG・EPS形式)」、「MathML形式」、「LaTeX形式」として出力されるので、使用したい文書等にペーストするだけで自由に使用できます。

MathTOUCHで何ができるの?

レポート・論文作成の数式入力に

学生や先生のレポート、論文作成の際の数式入力にMathTOUCHを利用することで、美しい数式入力が簡単に行えます。

MathTOUCHでは一般のワープロソフト用にJEPG、PNG形式での画像での出力を、また、LaTEX文書用にLaTeX形式での数式出力に対応しています。

Web上で数式を表示をしたい時に

Web上で数式を表示したいけど、MathMLの文法を覚えていない、忘れてしまう、知らないといった問題をMathTOUCHが解決します。
MathMLの文法を覚えていなくても、MathTOUCHで普段の読み方通りに数式を入力し、変換するだけでMathML形式で数式を出力します。

教材作成の数式入力に

MathTOUCHでは、小学校から大学教養レベルまでの数式出力に対応しています。小学校、中学校や高等学校の先生の数式を使った数学教材作成に貢献します。

数学eラーニングの解答入力に

近年、数学eラーニングシステムを使って、数式を直接答えるようなオンライン数学学習を補助教材として導入する大学等が増えてきました。その解答の数式入力にもMathTOUCHが利用できます。